ウレタンカバーソリッドボールの出現と糸巻きボールの終焉
ウレタンは、やわらかく耐久性をもち、「飛んで止まる」理想のボールに近付けるために、最適なカバー材と言われていました。
しかし、ウレタンは加工が難しく、また、時間とともに黄色く変色してしまうという欠点があり、なかなか商品化されませんでした。
そこで当社は黄変色を防ぎ、ウレタンの配合により高反発性能も備えた独自の技術を開発、2000年、アメリカで『PRECEPT TOUR PREMIUM』を発売、世界に先駆けてウレタンカバーソリッドボールを発売しました。（国内では『ツアーステージ U-Spin』として発売）その後、あっという間にウレタンカバーソリッドボールがUSPGAツアーでも浸透し、それまで主流を占めていた糸巻きボールは、劇的にその座を追われたのです。
また、2002年、ドライバースピンで選ぶ新提案ウレタンカバーソリッドボール『ツアーステージ UX アロー』・『ツアーステージ UX ダイヤ』を発売。
2003年3月にはアッパーブロースイングでドライバーのスピン量が少なく弾道がドロップ気味のゴルファーが飛距離をアップでき、グリーン周りからのアプローチについても強烈なスピンで止めることができる『ツアーステージ UX アロースピン』を発売、ツアーステージダブルユーエックス シリーズが完成となりました。
今後もプロの世界では、ウレタンカバーソリッドボール主流という時代が当面続くと思われます。
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