テニスシューズに関する基礎知識、取扱説明

4. シューズのお手入れ方法

シューズの性能と快適さの維持のためには日々のお手入れが大切です。
シューズのお手入れ方法は使用素材によって異なります。間違ったお手入れ方法はシューズの寿命を縮めることになりますので、ご注意ください。※素材はシューズに添付されているタグでご確認ください。

天然皮革(表革)の場合

①ブラシで汚れを落としたあと、レザー用シューズクリーナーと柔らかい布で汚れをふき取り、シューズクリームをムラなく塗ります。
②柔らかい布で余分なクリームをふき、一般の靴磨きの要領で磨いてください。





天然皮革(裏革、起毛革)の場合

①毛ブラシやナイロンブラシを使って、丁寧に汚れを取り除きます。


  • 使用の前後に水、油をはじく起毛革専用スプレーをしておくと、汚れが付着しにくくなります。
  • ブラッシングによるお手入れ後にも汚れが目立つ場合は、専用クリーナー等の使用をお勧めします。

ご注意
天然皮革のシューズの水洗いは使用素材を痛める原因となりますので行わないでください。
できる限り汚れがひどくなる前にお手入れを行ってください。
シューズはカビを生やさないように、湿気の少ない風通しのよい場所に保管してください。

人工皮革、合成繊維などの場合

①柔らかい布に水を含ませて軽くふきながら汚れを落としていきます。
②軽く乾拭きし、人工皮革にはレザー用シューズクリーナーを柔らかい布につけ、薄く伸ばしながら汚れをふきとります。
③風通しの良い日陰で乾かします。




シューズがぬれた時は風通しの良い場所で陰干ししてください

雨などでぬれた場合は、乾いた布などで水分をふきとり、新聞紙などの吸水性のよい紙をシューズ内につめてください。乾燥は、風通しの良い場所で、陰干ししてください。雨天などでの使用は、防水スプレーをしておくと水をはじき、シューズの機能を効果的に発揮させることができます。

シューズ内がムレた時は風通しの良い場所で陰干ししてください

汗や湿気でシューズ内がムレた場合も風通しの良い場所で、陰干ししてください。ご使用の前後に防臭、防カビスプレーをしておくと、より快適にご使用いただくのに、効果的です。