シューズに関する基礎知識

2. 知っておきたいシューズの知識

「防水タイプ」のシューズについて

「防水タイプ」のシューズは、深さ4cmの水に浸し、2時間経過してもシューズ内部に水の浸入がないものと定めています(日本ゴルフ用品協会基準より)。
※深さ4cm以下の水に浸かっている状態では短時間で水が浸入することはありませんが、使用していくうちにできるキズなどにより防水性能は低下します。また、履き口などシューズの上部からの水の浸入は避けられないことをご了承ください。
防水性能を持続するために正しいお手入れと、シューズの素材にあった防水スプレーの使用をおすすめします。

経年劣化について

製品が製造されて長期間経過した商品は、使用の有無にかかわらず劣化していきます。
これを経年劣化といいます。劣化する要因のひとつに、加水分解という現象があります。加水分解とは、物に水分が加わって物が分解する事を表します。シューズでミッドソールに「ポリウレタン」を使用した製品は、ポリウレタンが年数を経ることで劣化し、ミッドソールの破壊が起こる可能性があります。また、ソール(靴底)を貼り付ける接着剤も年月とともに劣化し、その結果、剥離等が生じてしまうことがあります。
※使用していなくても劣化しますので、長期間保管後のご使用は、ご注意ください。

経年劣化例

(ソール剥がれ)

(ソール割れ)