BRIDGESTONE PASSION for EXCELLENCE


プレスリリース

2009年2月

■「ニューイング」シリーズの歴史をもう一度振り返ります

最近では「チタン世代」と呼ばれるゴルファーが増え、ドライバーでいえばそれ以前のメタルヘッドやパーシモンヘッドを打ったことがないゴルファーも珍しくなくなっています。

チタンヘッドの登場とともに飛距離も伸び、ゴルフが大きく変わったのは明らかですが、もうひとつ見逃せないのがボールの変化です。チタンヘッドの登場とほぼ同じ時期、ソリッドボールが大きな変革を遂げています。そして、その過程で大きな役割を果たし、糸巻からソリッドボールへの転換をリードしてきたのがブリヂストンのソリッドボール技術です。それまで2ピースボールは、「飛ぶけれど打感が硬い」というのが一般的な評価で、とりわけ上級者やプロたちは敬遠し、糸巻ボールにこだわっていました。こうした状況を一変させるきっかけとなったのがブリヂストンの2ピースボールです。1993年「Reygrande(レイグランデ) WF」が登場すると、プロや上級者もその飛距離・アプローチスピン性能に加え、従来の2ピースボールにはなかったソフトフィーリング性能を見過ごすわけにはいかなくなり、一斉に使用しだしました。

そして、ついに1994年には、ゴルフボール史上にないモデルが誕生しています。『ALTUS(アルタス) Newing(ニューイング)』(※1)です。「Reygrande WF」がプロの飛距離アドバンテージとアプローチスピン性能の両立を最優先に開発していたのとは異なり、『ALTUS Newing』はアベレージゴルファーの「大きな飛距離」と「ソフトなフィーリング」という、糸巻や従来の2ピースボールではなしえなかった難問を、「新概念二重カバー」(※2)の3ピースというまったく新しい構造や材料で解決したのです。アベレージゴルファーが飛距離を伸ばせるように、ブリヂストンのゴム技術の粋を結集して開発された「軟らかくて高反発なコア」技術。そして、コアとカバーとの間に弾力性と復元力に優れた第二カバーを設けるというまったく新しい構造技術。多くのアベレージゴルファーが、ドライバーで、アイアンで、そしてパターで、その未体験の飛距離性能とソフトフィーリングを実感し、驚きました。

こうしたことから『ALTUS Newing』の人気はその後急速に高まり、1995年前後には月に10万ダース以上(当社出荷数量)も売れるという爆発的な人気を呼びました。あまりの人気にダブルナンバーや「Colorful(カラフル) Newing(ニューイング)」(※3)が生まれたのもこのボールが初めてでした。

さらに、ロングセラーを続ける一方で『super(スーパー) NEWING(ニューイング)』(※4)を生み出し、「ターボコア」「デュアルディンプル」(※5)「HR-driveカバー」(※5)といった新技術を次々に開発し、「パールカラー」(※6)や「ビビッドカラー」(※7)など、常に新しいことにチャレンジし、時代をリードしてきたからこそ、誕生以来15年を経た現在でも「大きな飛びとソフトなフィーリング」のボールの代名詞として多くのゴルファーに愛され続けています。

そしてこのほど新たに『super(スーパー) NEWING(ニューイング) BRILL(ブリル)』(※8)が誕生。この15年間、ソリッドボールの進歩をリードし続けてきた『ニューイング』シリーズは、これからも飛距離とソフトフィーリングを求める全てのゴルファーのために進化し続けます。



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